オナニークラブとは、風俗の一種です。
イメージクラブがイメクラというように、オナニークラブを通称オナクラといっています。
どういうものなのか?
かんたんにいうと、男(客)が女の子にオナニーを見せて性欲をみたすというもの。
男の露出狂の欲望をみたす風俗、という感じですかな。
露出癖のないひとには、理解しがたい世界かもしれませんね。
どうして、わざわざ自分のセンズリをみせなくちゃいけないのか?
お金を払っておきながら、自力で発射するの?とか。
こういう露出プレーをしたいとおもったら、それまではイメクラへ行く方法がありました。
そこそこの妄想(イメージ)を体験できるイメクラ。
しかし、その当時(15年以上も前)の店舗型風俗では、あらゆる点で不満がありました。
まず、プレーの部屋が狭い・暗い・汚い。中でも「暗い」が一番のネック。
せっかく写真の段階から、じっくりと女の子を選んでも、じっさいに会ってみると本人かどうか分からないほどの暗がりのなかでのプレーなんてザラでしたから。
あらゆる風俗店がそうでしたが、明るい部屋なんてものは、ほぼ確実に存在しませんでした。
明るくしたくても、まず照明が無かったり。
運よく照明があっても、女の子がいやがったり。
あと、当たり前といえば当たり前ですが、常にシャワーを浴びた女の子としか会えませんでした。
体を洗う前の、そのままの私服や体を楽しむことはむずかしかった。
更に、女の子に対して、とてもかんたんなお願いしかしないのに、けっこうな金額がかかるのがネックでした。
イメクラはだいたい、12,000~20,000円くらいかかります。
オナクラは、「脱がなくていい」「見てるだけ」「内容がソフトでかんたん」「数をこなせる」などの好条件から、女の子の募集の敷居もさがり、結果、プレー料金もさがる。
オナクラの登場で、お手軽な料金で露出プレーを楽しめることになったわけですな。
じっさいには、「手コキ・足コキ」や「ゴムフェラ」など、イメクラに近いオプションがあったりしますが、女の子それぞれの判断で可否を決められます。
「ただ、オナニーを見てもらうだけ」なら3,000円代から楽しめるようです。
ただし、今の時代は店舗型が消滅し、「ホテル(レンタルルーム)でプレー」となったため、別途場所代がかかります。
でもまあ、そこは考えようです。
割高感がありますが、これによって多くのメリットがうまれました。
女の子の私服が楽しめる。
その子の私服をまのあたりにし、センスを見ることができます。
私服の下着を、はいたまま見ることができるようになりました。
匂いを楽しめる。
その子の私服をクンクンできます。
また、毎回シャワーを浴びる内容ではない(一回もシャワーを浴びない可能性も十分ある)ため、全身(脇とか足とか)の匂いを楽しむことができるようになりました。
明るく広いところでプレーを楽しめる。
自分がチョイスするホテル(レンタルルーム)によりますが、「狭い・暗い・汚い」を避けることができるようになりました。
また、プレー内容がソフトなため、気軽に「やってみよう」とおもう女の子が集まったようです。
純情無垢な女の子のリアクションを楽しむ、ということも不可能ではなくなりました。
客によっては、「コスプレを楽しみたい」というのもあるでしょうから、そういうオプションもありました。
「生着替え」とかね。
女子校生の制服にソックスのタイプまで選べたり、OLの制服にパンストのタイプを選べたり。
女の子から聞いたはなしでは、スーツを脱いだらブラつけてパンティーはいてるお客さんもいました、と。
そういう楽しみ方もあるんですな。
私もやってみよう!・・・・とはおもわなかったけど。
オプションに「つば」とかあるので、女の子に触れない範囲内で、フェチ的欲求を満たすオプションはいろいろあるようです。
ハードな風俗ファンにしてみれば、こんな商売なりたたないとおもうでしょう。
ところが時は、AVの「チンポを見たがる女たち」「センズリ鑑賞」のブームとかさなる。
ジワジワとそういう店舗がうまれ、お客もあつまり、ついに「オナニークラブ」「オナクラ」なるものを確立してしまう。
そして今も、オナクラは消滅することなく、けっこうな店舗数が存在する。
そこに、しっかりと需要があるわけです。
風俗で3Pというと、ぜいたくの極みだとおもっていました。
でも、オナクラなら十分実現可能な料金で楽しめます。
複数の女の子に見られちゃう!ってのがはずせない人にも、やさしい風俗です。
個人的には、3Pはやりませんでしたが、2人の女の子を入れ替えて楽しむことはありました。
せっかく場所代を払っているので、20分くらいで1人で終わらすよりも、もうひとり20分を加えて2人を味わったほうがお得だろ、と。
はじめてオナクラへ行ったときは、ちょっと嫌な後味がぬぐえませんでした。
そのときは「手コキ発射」のフィニッシュでした。
我にかえると、低料金で、普通の部屋で、自分だけ全裸で自分だけ欲望を満たして果てたのが、異常に恥ずかしくかんじ、なぜか罪悪感みたいなものもかんじました。
まあ、最初だけですけどね、そんなのは。そんな思い出がありますよ。
この風俗でも、やっぱり限界があります。
公共の場での露出は、やっぱり不可能です。
あまりにもカワイイので、もっとこんなことをしたい!とおもっても、「決まり」の範囲をこえたプレーはNGです。
「チンポを見たこともない子に、まず自分が見せてあげたい!」とおもっても、それはむずかしい。
どうしても見てる数はこなしている場合が多いですし、「初めてチンポを見る」女の子を探すのはかなりのデータチェックがひつようでしょう。
「とつぜんチンポを見せられたリアクションを楽しみたい」とおもっても、女の子は「見せつけられて、射精までする」という事を承知の上で来てくれます。
この「承知の上で」をとりのぞきたい!
わかりますとも。
それこそが、すべての露出狂同志の究極の願望でしょうが、どうしても合法的にこえられない「壁」です。
犯罪にならずに、この壁をこえる方法・・・・「究極の料理を探す」のと同じように、終わらない永遠の課題でしょうな。
「露出癖」の欲望を満たす風俗として注目なのは、もちろんです。
ただ、普段そこらへんにいる女の子と(シャワーを浴びずに)会えるという魅力もあります。
そのミニスカにどんなパンツをはいているのか、見たくないですか?
どんな香りがするか、遠慮なく鼻をくっつけて全身クンクンしてみたくないですか?
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