なにがいいのか?興奮できるのか?ぬきどころはどこか?
その良さを開花してない諸氏にとっては、なかなか理解できないのかもしれないな。
あるとき、乳首やアナルがじつは気持ちいいと気づくようなものだ。
日本男児ならちょっとしたキッカケでハマると確信してるね、オレは。
そもそも、理解するのにそんなに困難なジャンルじゃないだろ。
ほかのジャンルと比べてみっぺ?
まず露出な。
こんなふうにしてさらしちゃう。お!スゲーとおもう。
女の恥ずかしがってる顔がまたいい。
ここまで露出しちゃうか?という瞬間がぬきどころだろ。
やっちゃダメなとこで全裸オナニー。さりげなく男がのぞきこんでる。
女といっしょに、見てるほうも興奮度上昇だ。
ただ、海外のある野外露出歩行は、大衆をものともせずに全裸であるきまわるが、
エロポーズもしないし、ましてやオナニーなんぞしない。
歩いたり座ったりするだけ。
こうなると、最初の衝撃はすさまじいものがあったけど、ずーっと興奮度が一定。
かえってぬきどころがみつけづらくなるという現象が。ぜいたくな悩みだがな。
んで、次にパンチラ。
じつはオレがパンチラのよさを知ったのは、ここ数年前からで、意外と最近からだ。
下着を見れたとこで、しょせんオマン○には絶対かなわないだろ、ってずっとおもってた。
下着を魅せるシーンはまったく無関心で、早送り確定ゾーンだった。
でもオマン○ばかりをみてくると、逆に下着に興味がわくようになったんだな。
正直、オマン○は、ひとによる違いってたいしてないんだよな。
おまけに通常、ヘアがじゃましてみづらい。
その点、スカートから見えるパンツはわかりやすい。
女の顔や服装をみて、何色でどんな下着だろう?と想像してみる。
「白じゃねえ」ってがっかりしたりな。
冷静にかんがえると、ふだんの生活では常にまわりにスカートの女が大勢いて、
長いスカート、短いスカート、かわいらしいスカートといろいろありながら、
それでいて覗けない、見れないジレンマにさらされているわけだ。
女子高生の超ミニスカ、階段の下からちょっとかがんで覗けばパンツがみえるはず!
なんだけど、それができねえ。
意外とパンツって見えそうで見えねえんだよ。見れねえんだよ。
だからこんなふうにパンツを大胆に見せらると、場合によってはノーパンより興奮しねえか?
パンチラで興奮、そのよさは、時間がかかったけどオレもたどりついた。
で、次はM男プレー。
ペニバンでアナル責めとか。いやーアナルは分からんよ、食わず嫌いかもしれないがな。
ローソクとか鞭とかもなにがいいのかいまも分からん。
そもそもボンテージっていう衣装もなにがいいのか?
この非日常がいいのかね?
でもいくつかのハード系M男作品をみてみたが、そもそもその男優が興奮してねえもんな。
勃起は萎えるし、射精がないものもざらだ。だとしたらどこがぬきどころなんだ?
分からんな。
ハードMのなかのプレー、金蹴り。
これ、興奮するのか?
楽しいか?これ。
ブーツで蹴られたり、ひざ蹴りくらってんじゃん。
大丈夫?これ。
このプレーで興奮して勃起してるかどうかより、機能障害で起たなくなっちゃうんじゃね?
痛いのがいいといってもな・・・・。
まあ、オレも病院行ったとき、見るからにか弱くておどおどしてたナースに
「ちょっと痛いかもしれません」
なんつって腕に注射されたときは、ちょっと興奮しちゃったけどな。
痛い系のもう一種類。トランポリングっていって踏まれたがりのプレー。
男はどういう心境よ?
だいたい履物も履きっぱなしで、しかもハイヒールが多い。
大丈夫?これ。
ハイヒールって刺さんないのか?なんておもっちゃうよな。
こうして男は裸になることなく、ずっと全身踏まれっぱなし。
ふみふみマッサージじゃないんだからさー。そういう気持ちよさじゃないだろ。
いや、もしかしたら、ヒールで「興奮するツボ」を押してるのかもしれない。
・・・・で次。
緊縛(金爆じゃないぞ)
縛る世界。もはや芸術だな。
ってか、エロに崇高な芸術がいるか?これスゲー手間がかかってんじゃねえか?
縛れる者を「緊縛師」といって師匠級にあがめられているらしい。
たしかに職人芸だとはおもうがな。
これもさあ、完全に身動きとれねえじゃん。
っていうか、この状態じゃ服も脱がせなくね?
こっからどうすんの?どうしたいの?
まあ、裸の緊縛もあるけど、たいがいの作品は射精シーンはないらしい。
この世界は「そうじゃない」らしい。
よくわからないが、もしオレがこの状態にされたら1秒ももたない。
もし、鼻の頭が痒くなったらどうするよ?
足の指の、中指と薬指の間にボールペンを挟みこまれたらどうするよ?
取りたくても取れなくて、気が狂っちゃうだろ。
想像するだけでアウツだな。
「身動きできない状態でいたずらされちゃう」という性的興奮よりも、動物的本能で恐怖心しかわかねえとおもうがな・・・・。
縛られたいという女が結構いると聞くが、気がしれない。
ええっと、これはなにかというと・・・・クラッシュってやつ。
女がおもちゃとか食べ物とか、(おもちゃの)虫とかを踏むのを鑑賞するジャンルらしい。
これ、エロか?
ジャケットの写真に裸はない。
なんだろうね、クラッシュって。これで作品になるのか?
なんとか良さを探ろうとジャケットを隅々まで見てたら、とんでもないことが書いてあった。
価格が8190円。
マジかよ、オイ!誤植だろ?
最後の世界はこれ。
「風船(バルーン)」っていうジャンル・・・・らしい。
女が風船とたわむれるのを鑑賞するらしい。
これは本編の一シーンだが、ずっとこの調子らしい。
ジャケットはこれ。
ちゃんとフェチ作品として売られているのだ。
なにがどうフェチで、どのようにどこが性的興奮をえられるのか、
きっと一生涯オレにはみつけられないだろう・・・・。
まあ、この作品はさすがに700円か・・・・ってあれ?7000円だよ、オイっ!
さいしょはまちがいとかジョークだとおもったが・・・・
どうやら誤植でもなければふざけてるわけでもないようだな、本気でこの値段らしい。
まあ値段のことを、とやかくいえる筋合いではないがな。
さて、CFNMの世界にもどってこよう。
CFNMは少なくとも裸がある。
作品にもよるが、射精シーンがあり、抜きどころも分かりやすい。
こうしてみれば、そんなに難しいジャンルではないだろ?
CFNMが惹かれる要素の一つ目は、「サプライズ」だ。
ひとを驚かせるのはなんとなく愉快なものだ。
子供のころ、目の前の友達を脈絡もなく後ろから「わっ!」といって驚かせたり。
後ろから、「ひざかっくん」をしたり。
最近ではプレゼントでサプライズが注目されているよな。
で、どんな男もたいていの女を驚かせることができる必殺技は「チンポ露出」だ。
よくもわるくも、まずはサプライズする。
そのあとのリアクションは女によってまちまち・・・・だからこそ興味深い。
二つ目は、男ってのは、ときには絶対ばれたくない秘密を、あえて暴露したくなる性質があるようだ。
カツラの男が、酔ったりストレスに押しつぶされたりすると、ハゲをさらしたくなる心理だな。
チンポもまた、子供のころから隠すものと教育されているし、
成長にしたがって、恥ずかしい短小包茎チンポとか、勃起するチンポとか、
イクと射精するとか、見られたら恥ずかしい時期を経過する。
はずかしいがゆえに、見せたくなるという時があるのだろう。
三つ目は、日本のモザイクとかの修正事情だ。
日本では正規のエロものは、本でも動画でもモザイクとかの「修正」をかけられている。
エロに目覚めた年ごろに「クソ!」とおもいながら、見えないストレスをずっと抱えていく。
いまいましいと何度もおもう。
隠されることにいやけをさす。
いっそ、ぱっと見せてくれと何度も願う。
オレだったら隠さずにぱっと見せられるのにとおもう。
隠される抑圧から、「オレだったらぱっと見せちゃう」が強まる・・・・と。
CFNMの楽しみかたは意外とひろく、ひとそれぞれだ。
たとえばこれ。
チンポの様子をじっくりみられて、興味津々にいじわるそうに観察している。
「出るとこみせて」なんて言われながら「恥ずかしい」とおもいながらも興奮しちゃってる。
M的パターンだな。
いっぽう、これ。
「ほら、見てみろよ」
「見たいんだろ」
みたいな、S的パターン。見せつけってやつだな。
このほかにも、こまかく言えばまだ多岐にわたるとおもわれる。
だた、オレが好きなCFNMは射精シーンがあること。
もしオレが作品をつくるならば、ここだけは外せないないし、外さない。
そこがぬきどころだろ、やっぱ。