今までなんとなく保留にしていた半裸作品を観賞したら、ぼやきたくなりました。
当作品は、タイトルにもあるとおり、下半身丸出しの半裸作品です。
グループ会社から先発で「半裸ワールド」がリリースされ、反響を呼びました。
その勢いで、独自の工夫を加えたのか?王道の路線を活かしたのか?
個人的には、非常にもったいない作品に感じました。
まずキャスティングがすばらしい!
カワイイ子ばかり。
ホントにJKみたい。
キレイな瞳。
冒頭、授業が終わり立ちあがって授業終わりのあいさつ。
先生が教室を出ていきます。
リラックスする生徒たち。
女子だけ半裸です。
次々教室を出ていく生徒たち。
・・・・もっとカメラを引いてほしい。
次の瞬間には、教室に残っている女子の下腹部アップ。
次の瞬間には、教室に残っている女子の会話シーンを顔アップ。
しかも一人ずつ。
四人で映ったときには、こんな感じ。
で、四人が教室を出るときはこんな感じ。
結局、待ち続けた全身撮りはありません。
タイトル画面では、半裸を存分に楽しめそうですが・・・・
1話目の冒頭。
お!とおもうも、全身が映っているのは主役女子ではありません。
転校してきた女子が、半裸に抵抗感を持ちつつも更衣室でスカートとパンツを脱いでみます。
それをのぞき見た男子が欲情。
2人でのセックスシーンとなります。
そう、当作品は、半裸学園生活を描くというより、やっぱりセックスシーンを重要視しています。
別のエピソード。
ちょっとだけ、教室シーン。
ある男子に近寄っていく女子。
カメラは引きっぱなしではないので、こうなると半裸だと分かる女子が2人だけ。
どうやら、トイレ掃除を教えてもらうことになった男子。
女子と2人でトイレへ行きます。
女子の姿を見て欲情した男子が、女子に抱きつきます。
やさしい女子は、彼を受け入れてキス。
さらにアップ。
いや、一般のドラマならすばらしいカットだとおもいます。
でも半裸を扱ったAVで、半裸の良さが伝わりません。
この後、この場でセックスシーンとなります。
別のエピソード。
コピー機の修理に来た業者(右)。
先生(左)が修理をお願いします。
と、そこへ半裸の女子が職員室に入ってきます。
とたんに、顔アップ。
しばし、このアングルで先生と会話です。
アングルが切り替わって・・・・
下半身丸出しに気づく業者の男。
「下半身丸出し」というより、「お尻まる出し」を強調したかったのでしょう・・・・このアングルは。
で、次がこのアングル。
イマイチ、ボトムレスの良さが伝わりづらいです。
で、次のアングルがコレ。
業者の男がおどろいている表情をとらえたアングルです。
で、次のアングルがコレ。
女子の顔アップと、背後に業者の男の顔。
業者の男の異変に気づいた女子。
また、お尻アップ。
続いて下腹部アップ。
で、顔アップ。
いっこうに全身撮りにはなりません。
女子2人が何かをたくらんで、業者の男の方へ行きます。
ここで、一瞬だけ全身撮り。
次の瞬間には、こう。
下半身丸出しなのに、服を着たままの「上半身だけ」ばかりです。
せっかく下半身露出しているのに、顔や上半身ばかり撮っている「野外露出ビデオ」を思い出します。
少しだけ、カメラが引くと・・・・
女子が、男の手を取ってオマ○コを触らせるシーン。
でも次の瞬間には、こう。
オマ○コを触らせているところは映りません。
「手コキ」を見たいのに、手コキが見えず女優の顔ばかり映る「手コキビデオ」を思い出します。
こうして、セックスシーンへ。
さらに別のエピソード。
新任教師がターゲットに。
イイ絵じゃん!とおもっていると・・・・
新任教師がいる教室へ入るシーン。
やっぱり、こういう大きさで・・・・
会話シーンは、上半身だけしか見えない撮り方。
下半身裸というのを見せるのは、こういう手法。
別々のアップ撮りで、全身撮りはめったにしません。
次の瞬間は、こう。
このアングルのまま、しばらく会話です。
半裸が見えません。
新任だけに、女子の姿を見て勃起しちゃう先生。
その様子を見ている女子。
同じアングルです。
何かたくらんで、ヒソヒソ話。
ずっと同じアングルです。
と、そこへ別の女子が背後から現れました。
アングルが切り替わると・・・・
やっぱり、ほとんど上半身しか見えません。
実は、手前2人の頭の間に、向こう側の女子の顔が映るという高等テクニックです。
2人加わって、悪だくみを話し合う女子4人。
・・・・ひたすら上半身だけしか映りません。
アングルが切り替われば、こう。
一人一人・・・・
(スキップ)
ようやく、「お!」とおもうアングルになったのは、先生に迫るシーン。
でも、次の瞬間には、こう。
再び「お!」とおもうも・・・・
次の瞬間には、こう。
これは、我慢できなくなった先生が、4人の女子の脚に抱きついているシーンです。
抱きついている男よりも、抱きつかれている女子の表情の方が重要ということでしょうな。
こうして見ると、一般のドラマの撮影方法・編集を強く感じさせます。
人物の撮り方・重要なシーンの選択・カット割・アングルのスイッチ・・・・かなり熟練のプロの仕事です。
素人が簡単に真似できるレベルではありません。
推測ですが・・・・
だからこそ、「半裸」という新しいフェチの撮り方には、馴染まなかったのでは・・・・とおもいました。
やはり、変態向けの作品は、その道の変態が作るべきなのでは!?
実は、作品を批判するのはなるべく控えたいと考えています。
読者には資するかもしれませんが・・・・
そんな立場ではありませんし、ご立派な人間ではないので・・・・。
逆に言うと、当ブログでピックアップされない作品は「批判になってしまうから」ということかも・・・・!?
ぼやきついでに、もうひと作品。
「半裸」を観賞しようとすると「おもったのと違った」となりかねない作品がコレ。
同じように、全身撮りがあまりない手法となっています。
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