「格差社会」「転落人生」「人間便器」・・・・
漢字ばかりが目につくジャケットの文字。
テーマとともに、重たそうな雰囲気をかもしだしているジャケット写真。
およそ私の好みとは違う作品かな・・・・とおもったものの、ジャケット裏の細か～い文章も注目する私。
「携帯のメールを見られてしまった課長はその後、ストッキングの匂い嗅ぎ、ツバ、脇の下の匂い嗅ぎ・・・弱みに付け込むＯＬの性のおもちゃと化していく。ベロチュウ＆高速手コキで恥ずかしい射精写真を撮られてしまいます。」
なんか、おもしろそうじゃん。
二つのエピソードが収録されています。
まずは、「掃除のおじさん」編。
少々ガラの悪いＯＬ二人。
ヒマそうに、脂取紙で鼻の脂をとったり、ティッシュで鼻をかんだり。
かつて、一流企業の管理職だったという男。
この会社には、掃除のおじさんとして雇われた。
それを知ったＯＬ二人が、おじさんをいじっていきます。
ゴミ箱に捨てたゴミが、減っていることに気づくＯＬ。
おじさんが取ったっぽい・・・・変態か！？
で、さっきの脂取紙やティッシュを、おじさんの顔へ。
おじさんは謝るも、ＯＬたちのスイッチが完全に入ってしまった。
「っていうかさー、こんだけさー、クーラーとかなんも無いんだったらさー、せめて足元だけでも涼しくしたいよねー」
あやしいセリフ！
始まりの予感！
「ほんとだよねー、マジあちー・・・・ムレるわ～」
「新しい靴がほしいな～」
「ほんとだよねー」
靴を脱いで、あやしい会話をするＯＬ二人。
「あー、あっつい」
といって、足先をパタパタするＯＬ。
「ほら・・・・好きでしょ、コレ」
と言って、男の鼻先に靴をもっていくＯＬ。
「ほらほら・・・・いいニオイでしょ・・・・好きなんでしょ？こういうの」
こういうのが好きなＭ男には、たまらないセリフです。
「ムレちゃったから、息吹きかけて」
と日常会話ではありえないセリフを言って、鼻と口に足先を押しつけます。
男が半ベソかきながら
「やめてください」と言うと、首ねっこつかまえて
「ホラ！嗅げよ！」とＯＬ。
「嗅げよ」って言っちゃったよ。
完全に足責め・・・・しかも匂い責めです。
「ほら、触ってもいいよ」と足へのタッチを許すＯＬ。
飴と鞭（あめとむち）の飴か？
で、男が足を触ると
「変態・・・・好きなんだ、やっぱり」
「やめてくださいとか言って、触ってんじゃねえよ」
言葉責めが、完全にプロです。
で、男の口の中に足指を突っ込むＯＬ。
しばらく続く、強制匂い責めと強制足舐め。
半泣きの情けない男。
床に転がされると、足で小突かれます。
やがて「ほら、オナニーしてみろよ」と。
イイ展開じゃないですか！
とにかく言葉責めが絶えません。
「もっとしごけ」
「何見て勃ってんの？」
やがて、パンストとパンツを脱ぎだすＯＬ。
もちろん、パンストは男の顔へ。
強制クンニで、センズリ。
脱いだパンティーを顔に巻かれている男。
チンポをしごく手を止めると怒られる強制オナニー。
もう一人のＯＬも、パンストを脱いで男の顔へ。
ＯＬのパンツをみながら、強制オナニー。
そして「先輩、イきそうです」と男。
いつしか男は、ＯＬたちのことを「先輩」と言っています。
で、とうとう自力発射！
「あー出ちゃったー・・・・ああ、恥ずかしい～」
言ってくれます。
これで終わりかとおもいきや、まだ続きがあります。
ＯＬ二人に、トイレへ連れていかれる男。
そこで聖水プレー・・・・もう終わっているのに・・・・。
こうして「人間便器」の誕生。
この作品の重要なテーマのひとつ「聖水プレー」のシーンは、意外なタイミングでした。
まあ、私は「聖水プレー」にあまり興味がないので、むしろ良かったぐらいですが・・・・。
つづいて、「課長」編。
女性用雑誌を広げ、ずっと雑談しているＯＬ二人。
あげくの果てには、タバコを吸って完全にリラックス。
正面で見ている課長も、どうしていいか困っています。
ＯＬ二人で、変態男の話とか古着を変態に売って儲けたいとか、とんでもない話で盛り上がっています。
・・・・で、とうとう課長にも話を振ってきます。
ＯＬのリラックスの象徴、靴パカパカさせながら
「課長独身でしょ？ウチらみたいなＯＬでー、抜いちゃったりすることとかってあったりするんですか？」
すると課長、ドギマギしながら
「ない・・・・ないないない」
「え～、じゃあ、風俗いってるのかな？」
もう一人のＯＬも
「風俗行っちゃったりしちゃってんですか？」
おもしろい展開です。
そのうち、足をデスクの上にのせるＯＬ。
ハッとして、それを見る課長。
（私も課長に同じ）
このアクションは、すばらしい。
そして言ってきます。
「チョー足見てるしー・・・・フフフ・・・・匂い嗅ぎたかったりして～？へへへ・・・・」
「嗅いでみたいんじゃないんスか？」と二人とも靴を脱いだ足をデスクに。
「嗅いじゃう？嗅いじゃう？」
こういう言葉責めは、高等テクニックだよな・・・・とおもいます。
こちらの欲望を言い当てて、挑発するセリフ。
「課長、何フェチなんですか？」
「・・・・し、仕事しないと・・・・」
「フフフ・・・・ごまかしてるけどー、足すっごい見てるじゃん・・・・足フェチ？」
なかなか心を開かない課長に、ＯＬ二人がそれぞれのフェチを言い合います。
するとようやく
「ま、けっこう・・・・足フェチだけど・・・・」
と、とうとう言っちゃう。
「あー、足フェチなんだー、そっかそっかあー」
で、何かに気づいたように、突然何かを探し始める課長。
デスクの引き出しを手当たりしだい開けたり、ＯＬのデスクの方まで探しにきます。
ＯＬが何を探しているのかときくと、「携帯」だと。
いつまにかなくした携帯を、慌てて探す課長・・・・。
実はＯＬが持っていた！
そしてすぐさま携帯をチェック！
「え！？ちょっと見て！パンスト買ってるよ～」
「ウソ～」
「買ってんじゃん！」
なるほど、それであわてていたのか、課長。
シドロモドロの課長・・・・その課長の鼻に足先をあてるＯＬ。
顔面を足責めされる課長。
「ホラホラホラ・・・・」
「ん・・・・あ・・・・フフ」
「喜んでる～、喜んじゃってるじゃーん」
「ホラホラ～、パンストの匂い嗅いでんだろ？毎週」と女王様モードへ。
足に挟まれながら、ＯＬのパンツを見る課長。
「パンツも買ってるし、お○っこも飲んでんじゃん」
携帯からバレた課長の正体。
でもこの携帯を、自分のものと認めない課長。
「全部ウチらがさー、ナイショでやってあげるからさー、正直吐いちゃいなよ～」
我々はこの誘惑に、勝てるだろうか？
きびしく追求され、とうとう携帯が自分のだと認める課長。
するとＯＬの足が課長の股間へ。
「チン○も勃ってるよ」
「マジで？・・・・あ、マジだ」
鼻と口に足を押しつけられて、呼吸困難なのか・・・・口をパクパクする課長。
「パクパクするよ・・・・おもしろいからやってみな」
「わたしのもパクパクして・・・・」
「あ～気持ちイイ」
こうして「おもちゃ化」した課長。
強制クンニ。
トイレに移動して、聖水プレー。
このままトイレでフィニッシュかとおもったら・・・・
事務所に戻り、ＯＬはしっかり着衣。
課長を「便器」に任命します。
そして「ご褒美に手コキしてやるよ」
「写メ撮るからな」
「イくときはイくって言えよ」と携帯準備。
乳首舐め手コキ。
ツバを垂らしての手コキ。
イきそう宣言に、カメラを向けます。
手コキ発射！
そして、それをカシャッ！
すばらしいのは、別アングルも挿入！
しばらく垂れる精液。
ＯＬの制服女子に、立ったまま手コキ発射・・・・しかも携帯撮り付き！
こうして観てみると、おもいのほか自分の好みに沿った内容でした。
イイ意味で、ジャケットからの印象と違いました。
この作品はどのような作品だったのか、私なりに言い表せば「足フェチ＋ＣＦＮＭ作品」でした。
（強制クンニで、女性がパンツを脱ぐシーンがありますけど）
「格差社会」を強調してますが、そこに興奮するかどうかは分かりません。
・・・・なにせ、私は偉くなったことがないので。
そこにある悲哀が、起爆剤となる・・・・のだろうか？
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